日本民間放送連盟賞 優秀賞受賞

先日行われた平成30年日本民間放送連盟賞

ラジオ教養番組部門　関東甲信越静岡地区において

弊社の大久保達朗ディレクター(YBSラジオ制作部出向)が優秀賞を受賞しました！

受賞作品は「ナチュラルクワイエットを求めて」

入社以降、取材の音声収録、番組CMなどの曲やSEづけ、ラジオミキサーと

「音」を極めてきた大久保Dだからこそ

音にこだわった番組が評価されたのだと思います。

　大久保Dの次回作に期待したいと思います。

制作部　小林くにあき

 

番組概要～ナチュラルクワイエットを求めて～

現代社会で日常的に耳にする、車の走行音や電子機器の音のような「人工音」が全くない、自然の音だけの状態＝「ナチュラルクワイエット」。
その空間は、無音の「サイレント」の状態とは違い、心地良い自然の音とともに、穏やかな静けさが漂います。

28年前から山梨県北杜市武川町を拠点にしている環境音楽家・小久保隆さん。
国内外の様々な地域で自然の音を集める小久保さんは、高周波ノイズや1/fゆらぎなど立体的なサウンドを収録できる新たな録音システム「サイバー・フォニック」を考案。番組では山梨ならではの「ナチュラルクワイエット」を収録した北杜市武川の精進ケ滝近くの森の音、富士川に注ぐ小武川のせせらぎの音、コオロギやスズムシといった、虫時雨などの音楽作品を紹介。
そして、その山梨のナチュラルクワイエットの音をもとに、この番組の為に制作した音楽作品も収録。
また小久保さんの生い立ちやキャリアを振り返りながら、普段私たちが聞き過ごしている音の世界、その魅力を探っていきます。
さらに世界５０ヵ所を訪ね収録したナチュラルクワイエットをもとに制作した「カリブ海に浮かぶ島国、ジャマイカ西部の街、モンテゴ・ベイ」や「東南アジア・ボルネオ島」で音楽作品も収録。

大自然の豊かさと厳しさを肌で感じ、試行錯誤しながらも独自の方法で「ナチュラルクワイエット」を追い求める小久保さんの姿に迫った1時間です。